2023.02.15
建売業者3Q決算からみる土地価格下落の可能性
コルトンホーム永堀です。
2月上旬から中旬にかけて、
建売業者の3Q期(9−12月)の決算が発表されました。
飯田グループ
ケイアイスター不動産
オープンハウスグループ
決算書など拝見しましたが、
どの会社も昨年に比べ内容はあまり良くありませんでした。
特にケイアイスター不動産の内容が良くありませんでした。
利益率の低下、過去最大の在庫増加により、下方修正&減配。
株価も3Q決算翌日はストップ安まで落ち込みました。
現場サイドにおいて、
コロナで戸建特需があった去年、一昨年のケイアイスター不動産の建売用地の買い方は、
どこよりも高く勢いがありました。
相場を度返しし高く買った物件多々あったっと思います。
高く買いすぎてしまった物件が在庫になったと思われます。
さいたまエリアでは、3月決算に向け、今年に入り
建売業者は物件価格をガンガン安くし在庫を減らそうとしております。
毎週値下げが目まぐるしいです。
今後、安い金額がエリアに根付くと、
金額が安くないと物件が売れなくなってしまいます。
コロナを機に急激に値上がりした建売の特需は終焉を迎え、
建売業者の土地の高買いの時代は、
人気のない地方の物件から終わりを迎えそうな予感です。
一方、都内や一等地においては、円安を起因とした、
外国人の買いが続き、いまだ高値で取引されており、元気です。
今後の不動産価格は完全に二極化の状態になってきそうです。
不動産の売却をご検討の際は、価格下落の足音が聞こえております。
今までよりスピード感を持ってお考えになられた方がよろしいかと思います。
購入ご検討の際は、今年の決算期に合わせご購入をご検討されるのが価格的にはチャンスかと思います。
決算が終わった4月以降に出てくる物件は、まだ、建売業者さんが、
土地を高く買っていた時の物件です。
もちろん、物件の購入は価格だけが全てではありません。
冷静に、気に入った物件を買われるのが一番です。
コルトンホームでは、不動産を売る際も、買う際も、お客様がどうされたいかのご希望をしっかり聞き、
社会情勢や、今後の傾向などふまえ的確にアドバイスさせていただいております。
ご相談の際は、お声がけください。
東浦和の不動産会社コルトンホームでは、
さいたま市、川口市を中心とした、
埼玉の新築一戸建ての仲介手数料を無料にてお取扱いいたしていおります。