2024.11.05
持ち分のない私道に面した物件の売買①
コルトンホーム永堀です。
不動産売却のお話し。
3月にご相談を受けた案件で、自宅が接している位置指定道路に持ち分のない物件、
9月に契約をし、本日引き渡しを完了いたしました。
ご相談を受けてから販売開始までについて書かせていただきます。
まず、3月にご相談を受け、物件をすぐに調査をしました。
この時、売主様は、自宅に接している道路に持ち分がないことは知りませんでした。
調査の結果をお話しした時は、とても焦っておりました。
いかんせん、他人の道路を毎日通行していたわけですから。
3月から6月までは、私道（位置指定道路）の持ち分の持っている人（法人）を探しました。
この私道は法人が所有していたので、
会社謄本を上げ、会社謄本にかかれている、
本社、支店（3か所）、法人の代表のご自宅に行ってみました。
が、全て存在しませんでした。
また家屋調査士さんにも協力してもらい、行方を捜しました。
こちらも手掛かりなしでした。
予期せぬ結果でした。
売主様と相談し、位置指定道路に持ち分がないかわりに、
これを理解してくれる方に、相場より安価でお譲りしようという考えで、販売を開始いたしました。
販売開始は、7月。
会社謄本に描かれていた法人の本店、支店の所在が遠かったことや、手紙を書き返事を待つ時間などもあったため、
販売開始まで思った以上に時間がかかってしまいました。
続く
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