2023.10.27
電子契約からみる不動産
コルトンホーム永堀です。
先月、2件、賃貸物件の契約に携わらせていただきました。
この2件の契約は、いずれも電子契約でした。
電子契約を終え、電子契約の方法と、感想を綴りたいと思います。
一般的な紙面の契約の場合は、
お客様が紙面の申込書に記入
それを基に、仲介業者が契約書、重要事項説明書を作成
契約書、重要事項説明書のご説明
ご記入ご捺印で契約が締結されます。
それに対し、一般的な電子契約の場合は、
お客様が、申し込みの際に必要項目を入力します。
それを基に、コンピューターが電子契約書、重要事項説明書を作成
仲介業者がそれチェックし、
契約書、重要事項説明書のご説明
電子サインにて契約は締結されます。
電子契約において
契約書、重要事項説明書を作る作業は、仲介業者が不要でした。
(最終的なチェックや、物件ごとのイレギュラーや特約以外)
仲介業者は、コンピューターの作る書類のチェック、いわばコンピューターの補佐的役割になります。
電子契約を体験し、不動産仲介業の仕事に関し、個人的に危機感を感じました。
賃貸で一般的になってきた電子契約の流れは、近い将来、売買でも一般的になると思います。
売主、貸主に、電子契約のシステムが整った場合、仲介業者は不要になってくるんではないかと思います。
特に、弊社のような中小の仲介業者には厳しい時代がきて、かなりの数の業者が淘汰される未来を感じております。
不動産仲介業は、知識のある者、お客様に支持されている者以外は、商売として成り立たなくなると思います。
この辺りしっかり意識し、自身の強みを理解、そして強みを活かし、しっかりと不動産業に従事していきたいと再確認いたしました。